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2016年7月10日 (日)

FUJICA AUTO-7 DATE テレ・ワイドコンバージョン

Fh000027
 
SIGMA DP1sとDP2を併用し、中望遠用にFT-80を組み合わせる撮影スタイルに変わったため、以前に組み合わせて使用していた、二つのコンバージョンレンズ ACTAR AUX. TELEPHOTO LENS FOR AUTO-7と、AUX. WIDEANGLE LENS FOR AUTO-7の出番がほとんど無くなった。
本来、これらのレンズが専用品として作られたFUJICA AUTO-7 DATEは、1981年に発売されたコンパクトフィルムカメラで、FUJINON 38mm F2.8 のレンズ描写については評価が高い。Vivitar Ultra Wide & Slim などのトイカメラで、久しぶりにフィルム撮影を再開したこともあり、好奇心の趣くままに、撮影できるかどうか分からないFUJICA AUTO-7 DATEをヤフオク!で落札し、コンバージョンレンズも含めて、動作確認を始めた。
 
電池を入れると、巻き上げやオートフォーカスなどの動作はしたものの、実際の撮影に使うに当たっては、多くの支障があることが分かってきた。まずフィルムカウンターが10枚目を数えると、2、3枚巻き戻されてしまい、延々と7、8枚目から10枚目までの間を行ったり来たりする。この機種ではよくある不具合らしく、修理を試みた事例もネットで散見されたが、成功した情報がなかった。カウンター機能を諦め、裏蓋にあるカウンターリセット用の爪を取り除き、蓋を閉じてもカウンターが進まないようにすることで、連続的なコマ送りが可能になった。撮影枚数が分からなくなるため、機械式、電子式の数取器を探したが、最終的に、編み物用品であるClover 目数段数計「ニッティングレジスター」を購入した。
フィルム1本が撮れるようになって、初めて現像に出したが、フォーカスが合っていないものが大半だった。FUJICA AUTO-7 DATEのオートフォーカス機構は、二つの窓から入った被写体像をミラーで捉え、その二つの像が合致する箇所を判断する原理である。輝度が高かったり、形が単純な被写体などはフォーカスを外す傾向が強いように感じたが、正直なところ、合焦の確率は全く予測できなかった。オートフォーカス用の二つの窓のうち、シャッターボタン側の窓を覆うと無限遠となることが分かったため、通常は風景を撮ることが多いので窓にカバーを付けた状態にし、距離の近い被写体を撮るときにカバーを外す運用とした。
 
20160709_195055_1280x960
FUJICA AUTO-7 DATE
(右側に付いているオレンジ色の器具が、目数段数計。ファインダー上部は、DP1sで使用していたレベラー)
 
20160709_195132_1280x960
FUJICA AUTO-7 DATE + AUX. TELEPHOTO LENS
 
20160709_195015_1280x960
FUJICA AUTO-7 DATE + AUX. WIDEANGLE LENS
 
以下に作例を示す。フィルムはフジカラーC200で、ネガよりフジカラーCDで変換したものである。フジカラーCDは、プリントに最適な独自の画像処理が施された画像データということなので、PCのディスプレイで見ると不自然な印象を受ける画像もある。ネガから直接プリントした写真は、自然で豊かな色調があり、解像度も十分だった。
AUX. TELEPHOTO LENSを付けて撮影した画像データをみると、倍率は1.25倍になっており、焦点距離は47㎜相当である。ファインダーでは、左上の近距離用のパララックス補正マークの位置で他の三隅も囲った範囲に近い。ややイエロー寄りで霞んだように見える。AUX. WIDEANGLE LENSでは、倍率は0.88倍で焦点距離は33㎜相当になっている。ファインダーでは、ブライトフレーム外側も含めて見える範囲が近い。
 
Fh000001
NORMAL
 
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AUX. TELEPHOTO LENS
 
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AUX. WIDEANGLE LENS
 
20160710_153653_1280x957
ファインダー視野
 
FUJICA AUTO-7 DATEのオート機能の一つにオートリターン式の自動巻き戻しがあるが、フィルムを最後まで巻き上げるとオートリターンがかかるものの、すぐに止まるため、巻き戻し音なのか、巻き上げ音なのか、判別できないことがあった。結果的に最後の2枚が多重露光になった。意図して撮影したわけではないが、それらしい画になったので上げておく。FUJICA AUTO-7 DATEの下記7つのオート機能については、1は無効化、2は有効、3は不完全、4は有効、5はおそらく有効、6はほぼ無効化、7は不完全という状態で、何とか使えている。
1.フィルムの簡易自動装てん
2.フィルムの自動巻き上げ
3.フィルムの自動巻き戻し(オートリターン式)
4.電子シャッター付きの自動露光
5.フィルム感度のオートセット
6.オートフォーカス
7.オートフラッシュマチック
 
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