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2015年5月

2015年5月22日 (金)

SIGMA DP1s テレコンバージョン(その3)

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TC-E2の使用感を改善する傍ら、よりケラレのないテレコンバージョンレンズを探すうちに、コンパクトデジタルカメラの小さなセンサー向けに作られたレンズよりも、フルサイズセンサーと同じ35mmフィルムカメラ向けに作られたレンズの方が、広いイメージサークルで結像するのではないかと考えた。さらにズームレンズの望遠端を伸ばす用途ではなく、標準か広角レンズ用に設計されているものが理想である。1980年代前半に、当時の主流であった焦点距離38mm位のレンズをもつオートフォーカスカメラ向けにコンバージョンレンズが多く作られており、ネットオークションでも数百円から千数百円で出品されていた。キャノンやコニカ、富士フィルムのカメラ向けに多数のメーカーから販売されていたが、外観をみると殆どがOEMであり、主にZykkorの製品と思われる。フィルター径46mmのFUJICA AUTO-7用に作られた、ACTAR AUX. TELEPHOTO LENS FOR AUTO-7をヤフオクで落札した。

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DP1s HA-11 TELE/AUTO-7

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DP1s

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DP1s TELE/AUTO-7

倍率の記載がないが、撮影画像からみると、1.3倍で焦点距離37mm(35mm判換算値)相当と思われる。四角がわずかにケラレているが、それよりも周辺の収差の方が気になる。収差が無視できるほどの視野に限定すると、各辺1/2程度の大きさになり、1.3倍の倍率と掛け合わせると、2.6倍の焦点距離75mm(35mm判換算値)相当になる。ボケ味はそれほど期待できないが、dp3と同程度の画角になる。収差を許容すれば、各辺4/5程度でトリミングすると、1.6倍の焦点距離45mm(35mm判換算値)相当になり、dp2と同程度の画角になる。

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DP1s TELE/AUTO-7 1/2トリミング
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DP1s TELE/AUTO-7 1/2トリミング

1/2までのトリミングを前提とすれば、カメラの大きさ、重量とのバランスもよく、このレンズを携帯するだけで、焦点距離28㎜から75mm(35mm判換算値)までの画角をカバーできるので都合がよい。しかし如何せん30年前のオールドレンズであり、標準のレンズやTC-E2と比べると、少し眠たい感じの画質である。

2015年5月21日 (木)

SIGMA DP1s テレコンバージョン(その2)

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SIGMA DP1sにTC-E2を付け、中望遠画角での撮影を始めてみて、いくつかの課題が分かり、試行錯誤をしている。

望遠気味になり、レンズ枚数も増えるためか、フレアやゴーストが出やすい。八仙堂 望遠レンズ用フード ねじ込み式 φ62mmを購入して装着した。DP1sとTC-E2の組み合わせでは、焦点距離がおおよそ112mm(35mm判換算値)の画角でトリミングしており、このフードは、焦点距離が80mm以上(35mm判換算値)であれば影響は出ないはずであったが、装着してみると、わずかに有効視野が狭くなった。
少しでも有効視野は広く確保したいし、SIGMA フードアダプター HA-11に、八仙堂 ステップダウンリング 46→28mmを付けた状態では、標準のレンズで四角にわずかケラレが生じることも解決したかった。既に購入していたステップダウンリング 46→37mmに、新たに購入したステップダウンリング 37→28mmを逆向きに取り付け、DP1sのレンズ前玉とステップダウンリングやTC-E2のレンズ後玉を、3mm程度近づけた。
(注:このような取付け方をする人はあまりいないと思うが、レンズとリングの締める方向が逆になる。また購入したステップダウンリング 37→28mmの37mmネジリングが、TC-E2の後玉レンズ外筒と干渉するため、ネジリングを削る必要があった。新規に購入するのであれば、ステップダウンリング 46→43mmと43→28mmの組み合わせの方がよい。)

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DP1s HA-11 SDR46→37+37→28mm TC-E2 望遠用フード

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DP1s(2015/4/18記事と同じ位置で撮影、以下同)

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DP1s TC-E2(2015/4/18記事と比較してケラレ減少)

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DP1s TC-E2 フード

DP1s標準状態でのケラレはなくなり、TC-E2装着での有効視野も若干広がった。驚いたことにTC-E2装着での無限遠のポイントが変わり、マニュアルフォーカス時のスケールバーで1mのところが無限遠となった。実はステップダウンリング 46→28mmにTC-E2を付けた時も、無限遠のポイントがスケールバーの∞からずれていたのだが、ずれが大きくなかったため気づいていなかった。最短撮影距離も、1mから1.36mになった。オートフォーカスでの合焦は問題ない。

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