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2015年4月18日 (土)

SIGMA DP1s テレコンバージョン

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SIGMA DP1sを使い始めてから、写真は、ほぼこの1台とスマートフォンで撮影している。35mm判換算で広角28㎜相当の画角は、景色を見たときに目に入るものが、おおよそ捉えられるので、旅行などの記録写真の撮影には効率がよい。その場所の雰囲気も、写真から感じ取ることが出来る。反面、ある被写体に注目して撮影したときには、それ以外のものも写り込んでしまうので、散漫な、何を写したかったのか分からない写真となってしまう。
だんだんと28㎜相当の画角の1/2-1/3くらい、焦点距離でいえば、70mm-90mm相当の中望遠で、景色を切り取って撮影したいと感じる頻度が高くなり、75mm相当のSIGMA dp3への興味も強くなってきた。LVF-01を見て液晶ビューファインダーを付けたいと思ったように、DP1sでdp3並みの中望遠化ができないか、フロントコンバージョンレンズについて検討した。
テレコンバージョンレンズは通常、ズームレンズの望遠側で使用するものであり、広角側ではケラレが生じる。ケラレは避けられないものと割り切り、トリミングする前提で、中望遠に近いボケ味があり、ケラレや視野周辺の流れが少ないレンズを探した。ボケ味はコンバージョンレンズの倍率が主に関係するが、ケラレや視野周辺の流れは、さらにレンズの前玉・後玉の径、レンズの長さ、後玉とカメラレンズ前面との距離、撮像素子の大きさ等が複合して発生するため、結果は装着してみないと分からないようである。
Nikon テレコンバーター TC-E2 をオークションで購入し、SIGMA フードアダプター HA-11に、八仙堂 ステップダウンリング 46→28mmを介して接続した。焦点距離のみを考えれば、同じNikonであればTC-E3EDが84mm相当になるので中望遠として適当だが、ケラレも大きく、有効視野がわずかになる。TC-E15EDは後玉レンズとの距離があるため取付に加工が必要であり、TC-E17EDは入手困難、高価でかつDP1sの2.5倍もの重量があること、何よりも焦点距離が42mmや48mm相当では、ボケ味が不足するかもしれないと考えて、TC-E2を選択した。

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DP1s HA-11 SDR46→28mm TC-E2

もともとTC-E2は、撮像素子が2/3-1/2.7型のNikon COOLPIX用で、DP1sのAPS-C撮像素子の一部にしか結像しないことが想定されたが、ケラレのない範囲の殆どは、流れのない画像が得られた。実際の撮影画像は以下のとおりである。

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DP1s

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DP1s TC-E2

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DP1s TC-E2 トリミング

ケラレや周辺の流れのため、円形で視野の約1/2の面積が有効となり、元のサイズ比で最小限のトリミングをすると、辺は1/2の長さとなる。TC-E2の倍率は2倍であるため、画角は35mm判換算で28mm相当の1/4程度となる。焦点距離では112mm相当の中望遠レンズになる。もう少し広い画角が欲しかったが、DP2 Merrillやdp2 Quattro並みのボケ味を活かした撮影が可能になった。

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視野が円形であることは、フレーミングが難しい反面、トリミングで横位置にも縦位置にも出来る。撮像素子の2/3型相当の範囲を使い、画素数は465万画素から116万画素(Foveon X3の表記ではその3倍)に減ってしまうが、SIGMAとNikonのレンズの組み合わせによって、Foveon X3らしい解像感は保たれていると思う。
気になる現象として、絞り開放(F4.0)で写した場合(曇天)で、緑かぶれが強く発生することがあったが、SIGMA Photo Proでグリーンのフリンジ除去を行うと、かなり取り除くことができた。

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フリンジ除去前

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フリンジ除去後

蛇足:8mmビデオ用に使っていた、ワイドコンバージョンレンズ SONY VCL-0637H 0.6xを装着してみた。35mm判換算で17mm相当(対角画角104度)の超広角にはなったが、中心部以外は著しく流れている。元々のレンズ(28㎜相当)の画角範囲も流れており、実用にはならなかった。使っていたDigtal8規格のDCR-TRV310Kは、撮像素子が1/4型であり、DP1sのAPS-C撮像素子との面積の違いが大きすぎるためと思われる。

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